2011/01/05

2way ミトンの編み方

 2011/01/05
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

さて先日エントリーした2way ミトンの編み方をまとめてみました。
繊細さはありませんが使いやすいです。

2way ミトンの編み方 トップ画像
ミトン部分を編んでいるところ

 【用意するもの】
・針:7号4本棒針
・糸:並太A色 約20g(1/2玉弱) B色約50g(1玉強)
・ゲージ:表編みで20目30段(10cm角)


1. カフスから編んでいきます。A色(ここでは緑)を指でかける作り目で36目。棒針3本に分けて輪にします。

2. エストニアスパイラル(※1)で4段ごとに色をかえて編みます。4段×5で20段。長さはお好みで調整してください。
☆ゴム編みでももちろんOKです。

3. B色(ここでは赤)でそのまま本体を編みます。表編みで輪に6段(大人用なら +2〜4段)。長さ2〜3cm程度。
☆編み始めと真ん中(18目と19目の間)に『目数リング』を入れておくと分かりやすいです。

4. 19目めを中心に親指を作りながら(※2)16段まで輪に編みます。8目増えて輪で44目。

5. 17段め。ミトン位置です。手の甲側の18目に別糸を編み入れます。

6. 19段めまで輪に編み、親指の9目を休ませます。本体側は35目になります。

7. 本体側を編み進めます。20段め、親指との境目にねじり増目で1目作り36目にし、26段まで(大人用なら +2〜4段)輪に編みます。

8. ゴム編みを4段(1目ゴムでも2目ゴムでも。今回は2目ゴム編みを色をかえながら編みました)輪に編んで、ゆるく伏せます →【本体完成】


9. 親指を作ります。休ませた9目を針に取り、本体との境目にねじり増目で1目作り10目にします。1目ゴム編みを輪で4段編みゆるく伏せます →【親指完成】
☆大人用ならゴム編み前に4段ほど表編みを入れても。お好みの長さにしてください。
☆親指と本体の境に穴が開いたときは、裏から縫い縮めちゃってください(私はいつもそう)


10. ミトンを作ります。編み入れた別糸をほどきながら上下18目ずつ棒針2本に分けて取り、別の針(棒針でもかぎ針でも)で上側の目を下側の目にくぐらせるように引き抜きます(上下で半目ずれていますが気にしない)。

11. 別鎖(あとでほどきます)で18目作り、先ほどの引き抜いた目と続けて輪にします。輪で36目。

12. 表編みで輪に20段程度(手の大きさに合わせて)6〜7cm長さまで編みます。
☆これには模様を入れませんでしたが、以前グレーで編んだときは手の甲側にowls(ravelryへ飛びます)を入れました(有料パターンですがご参考まで…)

13. 減目して(※3)6目ずつになったらメリヤスはぎでとじます。

14. 別鎖の18目をほどいて針にとり、往復編みで1目ゴム編みを4段編んで伏せます。

15. 糸始末をして完成です。



(※1)エストニアスパイラル
『表、表、かけ目、表、表、左上2目一度』の6目1模様。
林ことみさんの『北欧ワンダーニット―不思議ですてきな10のテクニック』を参照しました。


(※2)親指の編み図です。真ん中の1目が19目めです。3段ごとに両端で増やします。

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(※3)ミトン減目の編み図です。2段ごとに1目内側を減目。手の甲側と手の平側で2目ずつ、一周で4目ずつ減らしていきます。右側は右上2目一度、左側は左上2目一度で。

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編み図が微妙・・・


・notice・パターンをご使用の際は、こちらをご一読ください。


☆棒針編みの基本は、下記サイトなどをご参照下さい
→ たた&たた夫の編物入門 内『基礎技法徹底図解』
→ 毛糸&編み物「あみこもびより」毛糸ピエロ|棒針編み(動画があります)


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