2011/03/28

ファーの手袋の編み方

 2011/03/28
並太で編む『ファーの手袋』、備忘録も兼ねて編み方をエントリーします。

ファーの手袋 オフホワイトファーの手袋3 ターコイズ
(同じカーペットとは思えない)

 【用意するもの】
・針:6号棒針(もしお手元にあれば5号と7号もご用意下さい)
・糸:並太糸 1玉半
・ゲージ:表編みで20目30段(10cm角)

基本の作り方は『北欧ワンダーニット―不思議ですてきな10のテクニック』の『ファーの手袋』です。四角く編んで筒状にとじて作ります。
並太は一目が大きく、あまりフィットさせて作ると地肌が透けてしまうため、手の大きさに合わせて目数等を変更しました。
『首』『手首』『足首』の『三首』をあたためると寒さが軽減するそうなのでカフスは少し長めです。お好みに合わせて変更してください。


1. (あれば)7号棒針を使い、指でかける作り目で37目。幅12-13cm程度。
☆7号針は作り目で使うだけなので、なくても大丈夫です。

2. 6号棒針に替え、往復編みで一目ゴム編みを16段。両端は表目にします。

3. (あれば)5号棒針に替えてゲージ調整(※1)。一目ゴム編みをさらに10段。計26段(長さ約8cm)→【カフス完成】

4. 次の段(模様編み1段目)で、『11-12目の間』と『26-27目の間』の糸をねじって一目ずつ増やし、39目にします。

5. 次の段(模様編み2段目)で、12目、15目、12目に分けて目数リングを入れておきます。

6. 次の段(模様編み3段目)。左右の12目を模様編みA、真ん中の15目を模様編みB(※2)で10段まで編みます。
今回はどちらのパターンも最初の二段は表編みなので、実際にはこの3段目から模様編みが始まります。 ※2011/03/28訂正※ ごめんなさい。 『模様編みB』についてはそうなのですが『模様編みA』は二段目から模様編みが始まっていました。削除訂正します。

7. 6号棒針に替え、14段(=計24段)編みます。

8. 25段目で親指穴を作ります。右側の模様編みAで『3目編み、6目伏せ、その上に6目作り目、3目編む(※3)』で親指穴をあけます。
☆もう片方は『左側の模様編みA』で『3目編み、6目伏せ、その上に6目作り目、3目編む』で穴をあけます。

9. 10段(=計34段)編んで35段目で伏せます。幅18-19cm程度。

10. ファーテープ(※4)を編みつけてから筒状にとじ、糸始末をして完成です。


(※1)ゲージ調整せず、6号のままでもかまいません。
(※2)模様編みの編み図です。毎度、編み図が微妙です。
模様編みBは15目34段でどう編んでもかまいません。模様編みAも伸縮する(ゴム編み系の)パターンであればなんでもOKと思います。オリジナルをお楽しみ下さい。


【模様編みA】=手のひら側
A


【模様編みB-1】=手の甲側
whitefur3-8d354B1-d8807


【模様編みB-2】
saxefur2-126a9B2-224f8


(※3)林ことみさんの『北欧ミラクルニット―驚きいっぱい7のテクニック』の "ボタンホールの話 ー 編まずに伏せる" 方法を使いました。
(※4)やはり林ことみさんの『北欧ワンダーニット―不思議ですてきな10のテクニック』の『ファーテープ』をご参照下さい。
☆※3、4の詳細は著作権上、書籍のご紹介という形にさせていただきました。なにとぞご了承下さい。

・notice・パターンをご使用の際は、こちらをご一読ください。


☆棒針編みの基本は、下記サイトなどをご参照下さい
→ たた&たた夫の編物入門 内『基礎技法徹底図解』
→ 毛糸&編み物「あみこもびより」毛糸ピエロ|棒針編み(動画があります)


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